皆様の健やかな毎日にお役にたてるよう、季節にあわせた情報をお届けします。
ダニ繁殖シーズンの夏を終え、死骸が大量に発生する秋。ハウスダストの被害が出る前にすぐにできる対策を始めましょう。
「ハウスダスト」とは文字どおり、家の中にあるホコリ。ダニのフンや死骸、フケや花粉、カビの胞子のような小さなものまで様々です。
ダニのフンや死骸は乾燥すると細かく砕け、空気の動きで舞い上がり、のどの奥まで吸い込んでしまうこともあります。
アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎や気管支喘息などの原因になる困りものです。
ダニは高温多湿を好みます。温度と湿度を管理して、ダニの発生を抑えることが肝心です。
湿度が高くなりがちなところは時々、風を通して乾燥させたり除湿剤など活用したりして予防します。やはり一番大切なのは、こまめに掃除を行なうことです。
カーペットの毛の奥に詰まったハウスダストは、一方向に掃除機をかけただけでは取りきれません。タテヨコ十字に1㎡あたり20秒を目安にゆっくりかけましょう。
ふとんは寝ている間にかく汗で湿っています。まず、よく干して湿気を飛ばしましょう。
取り込む時にふとんをたたくと、ハウスダストが細かく砕けて取れにくくなるので軽く手で払う程度に。取り込んだ後に掃除機をかければ効果的です。
いきなり掃除機をかけると排気でハウスダストが舞い上がってしまいます。 。
掃除機をかける前に拭き掃除を行い、ハウスダストを取り除いておきましょう。