皆様の健やかな毎日にお役にたてるよう、季節にあわせた情報をお届けします。
日ごとに暖かくなり、春のきざしが感じられる今日この頃。旬の野菜をたっぷり食べて、ヘルシーライフのスタートです。
春を告げる野性の植物のうち、食べられるものが山菜です。ほろ苦さが特徴で、これはアルカロイドという成分が新陳代謝を活発にする働きがあるとか。アクを抜き過ぎないのが、山菜をいただくときのポイントです。
わらび、ぜんまい、ふきのとうなどは、しっかりアク抜きをしましょう。熱湯に塩と重曹を入れてゆで、沸騰したら水にさらして一晩置きます。
たらの芽、うどなどはゆでた後、水に少しさらします。アクが気にならなければそのままでもOK。
ふきは塩で板ずりをした後、たっぷりの水でゆで、水にさらします。
1年中出回るキャベツですが、早春から初夏にかけて店頭に並ぶのが春キャベツ。巻きがゆるくて葉が柔らかく、甘みがあります。生食に向いており、サラダにおすすめです。
通常、タマネギは収穫してから1ヶ月くらい風にあて乾燥させて出荷されますが、新たまねぎは乾燥させずに出荷したもの。皮が薄くて柔らかいのが特徴。みずみずしく辛味が少ないので、生食でおいしくいただけます。
鮮やかな緑色のさやえんどうは、えんどう豆を早採りしたもの。ビタミンCやカロテンも豊富に含まれています。長く空気に触れると、しおれてしまうので、調理はお早めに。