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鍋物で活躍する土鍋ですが、いろんな料理に使えることご存知ですか。土鍋の特徴を知って毎日の料理に役立てましょう。
火を止めてもしばらくグツグツ煮えるほど保温力が高いので、余熱で調理できます。煮物や煮豆など、弱火でゆっくり火を通した後、火を止めて仕上げましょう。
素材のうまみを引き出し、煮立たせないので煮くずれも防げます。ガス代も節約できるエコクッキングです。
土鍋から出る遠赤外線効果のため、短い時間で食材にしっかり火が通るので、食感がふっくら仕上がる蒸しものもおすすめです。土鍋の下に白菜などを敷いて、少しだけ水を入れ火にかけます。沸騰したらシューマイなど具を入れて中火で蒸します。
土鍋は陶器なので、細かな穴が開いています。ひび割れや水漏れを防ぐためには穴をふさいでおく必要があります。 新しい土鍋を買ったらおかゆを炊いたり米のとぎ汁を入れたりして弱火でゆっくり煮てください。お米のでんぷん質が穴をふさいでくれます。
土でできた土鍋は空焚き厳禁です。急激な温度変化に弱いため、鍋底が濡れたまま火にかけたり、熱いうちに水に浸けたりすると、ひび割れの原因になります。 鍋底は釉薬がかかっていないので、ゴシゴシ洗いに注意しましょう。
土鍋の中に料理を入れっぱなしにしておくと、においがついてしまいます。なるべく早く他の容器に移し替えましょう。においを取るには、茶がらをひとつかみ入れて10分くらい煮立てます。